たまたま図書館で手に取った本を読む。
これまた少し風変わりなんだけれど、
ジャイナ教の本。
マハーヴィーラが前5世紀とかに開いた宗教。
マハーヴィーラは世界史で習った。
仏教のブッダと同郷の同級生みたいな感じ。
いやしかし、
いちいち不殺生(アヒンサー)だの、無所有(アパリ
グラハ)だの、菜食主義や全裸闊歩のような苦行を
もって真理を体得しているジャイナ教徒がインド
にはいるのに、僕は日本というあらゆる国々の文
化に簡単に触れられる素晴らしい国に生まれてし
まったものだから、あらゆる映画を観る、たった
それだけでジャイナ教のような素晴らしい考えの
領域にたどり着いてるんだと思うと、やっぱり映
画鑑賞って、そうとう合理的にご利益の得られる
活動だなと。
唯一自分がマハーヴィーラの教えに背いていると
すれば、「心」で感じたことを、「体」で感じるとい
うことをあまりやっていないような気がする。
ジャイナ教の教えでは、「頭でわかる」だけでな
く、「心で感じる」だけでなく、「実際に行動する」
ことではじめて価値があるのだという。
その表出としてのあの滑稽で奇異な口を覆う布だ
ったり、徹底的な菜食主義だったりする訳だ。
僕だってゼミの発表だったり、努力はしてるんだ
けど、それだけじゃ自分の心が思い描く善の心に
到底追いつかない。
もっと自分の善意をたくさんの人に伝えるために
失敗して、苦悶して、笑われたい。
だからこそ20代の僕はやる!
Just do it!