映像の授業のメモ

ニューシネマパラダイスでアルフレードがトトの ために窓を開けて民家の壁に映画を映してやっ て、しかしフィルムが燃えて大火事になって、失 明してしまうシーンがあるんだけどその時代に使 われていたフィルムはナイトレートというらしい 現在はアセテート…

米寿祝い

おばあちゃんと一緒にご飯を食べた 88歳の米寿である 本当にすごい事だしまだまだ元気でいて欲しい 僕ももっとおばあちゃんに喜んでもらえるように いろいろと頑張っていきたいものだ 久々にさとしくんの笑顔も見れて嬉しかった 定食屋でお祝いだった 生意気…

水郡線に乗って

おばあちゃん家に行く 午後から東京駅に向かい 特急ひたちに乗って水戸へ 足利へ行くときの"りょうもう"もそうだったけど 特急はやっぱり快適でハマってしまう なにより、窓辺に肘をついてウトウトできるのが 心地良い 水戸で水郡線に乗り換え 今回は水郡線…

虎に翼

真昼に溜まっていた朝ドラを観る 米津玄師の主題歌がいい 引き算の美学というか、疲れた朝に聴こえてきた ら一番心地よいメロディを分かっている 数年前の秦基博の泣き笑いのエピソードも好きだ ったし、当然スピッツの優しいあの子は大好き 米津玄師はボカ…

くせつよ講義

和泉に行って今年も永野先生の講義を聴講する 初回では鬼滅の刃を解説してくれた 先生はこの大ヒット漫画において 鬼殺隊は"利他主義"の象徴であり 一方で鬼側は"利己主義"だと唱える 鬼滅の刃は意図的に敵役を利己的なIT社会のよう に描いているのだという …

ミメーシス

合田先生の講義を受けるのは2年ぶりだろうか あのときはまだ大学生になったばかりでいろいろ 浮かれていたから単位を取り逃してしまった 1年後に表彰式でお会いした時に優しく激励して いただいたとき、またこの人の講義を受けたい! と思った それで3年にな…

鬼は内

ゼミの発表が5月10日に決まったので テーマをぼちぼち決めていかなければならない 歌舞伎研究者の先生のゼミなので 僕は近松門左衛門の"虚実皮膜論"をSFにあてはめ てみようかなあなんて思っている 具体的に言うと僕が大好きなウルトラセブンの神 回、第8話…

真昼の決闘

今日は5つも講義があったので疲れた 帰ってきて『真昼の決闘』を上映する この間ミュージアムで見た 藤子・F・不二雄の書斎にもポスターがあった 西部劇の傑作中の傑作 晩年の西部劇にスタイリッシュさでは劣るけど 街を守る保安官である主人公が次第に孤独…

キッチンカー

フジテレビに用があった 大学生になってもう2年経ち、最近は書店での働 き方も安定して自分の時間を生きている気がする 悠々自適といっていいのか世を捨てたといってい いのか自分でも分からなくなってきている2024年 僕の中で空前の恐竜ブームが巻きおこっ…

ジレンマ

世田谷の本屋で今日も黙々バイトしていると 気づいてしまう できれば気づきたくなかったけど、、、 君は絶対アイドルのセンターになれるよって感じ の女の子がたまに来ることがある 礼儀も正しいし愛想も良いし、地元の高校や今通 っている大学にはこんな理…

ゼミ

ゼミは歌舞伎研究者の矢内先生のものをとること にした 1年のときにとった井上先生や 知り合いに人気な大林先生も考えたけど 結局僕のこれからのキャリアに必要な演劇の勉強 は西洋じゃなくて日本の方なんだと思って そして自分の感性に存在する"ケレン味"の…

悩んでます今

あれだけ20歳からはアウトプットじゃ! と息巻いたくせに 脚本の8週間講座が終わってしまってからは 完全にインプット生活に逆戻りしてしまった これじゃまずい 自分が今しか出来ないことをもっとやらなきゃい けないのに...! 大学生の時間は有限である せ…

大学3年生

今日から新学期の講義がはじまった 今年からキャンパスが神田の学生街にそびえ立つ 巨大な駿河台キャンパスに変わった 大好きな神保町を歩いて大学に向かう理想的な生 活に包まれるのだと思うとワクワクが止まらない しかし僕は和泉キャンパスにいる 去年取…

マンハッタン

初ウディ・アレン ガーシュウィンの音楽、ニューヨークを舞台に展 開される情けない大人達のどうしようもない物語 『マンハッタン』は"こうはなりたくない"大人が たくさん出てきて、都会でロマンチックに恋しよ うとして、結局上手くいかず、自分を見つめる…

イクスピアリにて

ディズニー帰りの人たちの流れに逆らって自転車 を押していくのはなんか惨めだったけど とにかくイクスピアリで映画を観るというロマン のために僕は進み続けるのだ レイトショーということもあってもう客はほぼい なかったんだけど、変なおばさんと同じ列で…

舞浜へ

昨日の続き このまま家に帰るのもつまらないので 家から30分くらいのところにあるイクスピアリま で行ってみることにした ずっと真っ直ぐいって葛西駅を突っ切って ようやく曲がるあたりはもう東京湾の真ん前で 潮の匂いがした 春だから霞立っていて、すごく…

自転車を買った

ようやく自転車を買った 元々ヴァクセンの折りたたみ自転車を使っていた んだけど、大学の駐輪場に置きっぱなしにしてい たらそのまま回収されてしまった 防犯登録してなかった僕が悪いんだけど もう絶対に物の管理を杜撰にしたくないという教 訓だけ与えて…

オリエンテーション

大学のオリエンテーションが終わった ふだん大人としか喋らないなかで久々に同学年と 喋ると、会話のリズムが全然違うことに気づく 一般道と首都高くらい違う 会話は別に嫌いじゃないしむしろ好きだ だけどなぜか会話が面倒だなって思うこの感覚に すごく大…

バルカン超特急

ヒッチコックの『バルカン超特急』というむかー しの映画を鑑賞 ロンドンに向かう国際電車が東欧の田舎駅で雪崩に遭い立ち往生、乗客が泊まった小さなホテルでコミカルな人物紹介ののち、翌朝動き出す電車で事件が起きる。電車の中で出会ったフロイというお…

残念なニュース

店長がもうすぐ異動になってしまう という話を聞いた 僕がこっちに来てからおそらく一番面倒を 見てくれた東京の人なんじゃないかな 書店で働いてから精神が結構成長したと思ったり するので感謝の気持ちでいっぱいだ どこか変わってる人だったけど でも右も…

誰も知らない名前

天気もぽかぽかになってきて いよいよ新学期のはじまり 今月最初の一本は『千と千尋の神隠し』 改めて観るといろんな発見がある ストーリーはもちろんなんだけど キャラクターの動かし方からもうすでに面白い 泣いている千尋が目を擦る動作とか 焦って坊を探…

月間エンタメ大賞(2024.3)

1.藤子・F・不二雄ミュージアム ーすこし・ふしぎー 今月は忙しくてあまり鑑賞体験ができなかったけど、僕の3月の驚きや感動はこのたった一日にすべて凝縮されているような気がする。幼い頃からずっと行ってみたかった藤子・F・不二雄ミュージアム。二十歳に…

迷い時

外はぽかぽか いよいよ春だと思うと心がワクワクする 脚本の8週間講座が今日で終わってしまったので これから本講座に進むべきなのか それとももう一度インプットを極めるべきなのか そもそも大学の勉強が本分なのでそれとも兼ね合 いが上手くいくのか、など…

書店バイト礼賛

書店でアルバイトをしてもう1年経ったが ほかのアルバイトにはない(あるかもしれない)メ リットとして、客のパーソナリティをかなり受け 取ることができる 茶髪巻き髪制服女子校生(間違いなく一軍)が たった一人でやって来た 街中で馬鹿っぽい会話をしながら…

『にごりえ』について

樋口一葉の『にごりえ』を読み終わった 酌婦とお客との無理心中という 今の時代だと火曜サスペンス劇場で"ほにゃららホ ステス殺人事件"くらいになってしまうようなス トーリーラインを、酌婦が非倫理的な人間である という他者からの目線と、そして酌婦の内…

川崎タイムトラベル

数日ぶりの快晴である 昨日の土砂降りが嘘みたいな陽気 しかも早起き出来たっ!!! そういう日の僕のバイタリティは凄いものがある 早速一日の計画を立てる 一泊二日の遠足も考えたけど なんの由縁もなく飛び出してもしょうがない ので断念する いよいよジ…

数年前の自分

僕が高校生のとき たしか最初は紙の辞書を使っていた だけどクラスの9割は電子辞書ユーザーだったし あるときクラスメイトに分厚い辞書を持ち歩いて るのをからかわれ、プライドが高かった当時の僕 はそこでピキってしまい、親におねだりして電子 辞書を買っ…

フィジカル

電車にて 一人分空いているのにサマーズの三村みたいなオ ッサンの膝がガバっと開いていて、座りづらいが こちらにも座る権利があるので体をねじ込む ただ、僕が座っても股を閉じる素振りがない ならばとこっち側から股関節に力を入れてぐーっ と開いてやる…

東京に戻る 資金の面はたくさん助けて貰っているから せめて新幹線よりも安いバスで東京に帰ろうと思 っていたのだが、なぜか親が高速バスの予約日時 を勘違いしてしまったので結局新幹線で帰ること になった 内心ゆったり帰ることができて嬉しいけど 最近た…

あの人のママに会うために

ルージュの伝言は 宮崎駿のお気に入りの曲らしく 昨晩金曜ロードショーで放送された『魔女の宅急 便』も聴きながら制作していたという話だ 僕も東京の満員電車や遅刻ギリギリで走っている ときに憂さ晴らしでよく聴いてる それだけ都会での暮らしと親和性が…