「シュナの旅」読んだ。
とんでもないものを覗いてしまったような感覚に
襲われた。
考えを理解できた人間のみ開けることができる玉
手箱だと思っている。
絵が上手だし文が綺麗だし、チベット民話が元ネ
タだけどすごく宮崎駿のテイストになっている。
大元にあるのは"実りの感謝"と"微かな希望"。
このテーマがどの作品にも一貫して入ってるその
作家性こそがアカデミー名誉賞に輝ける所以だ。
興味が湧いてきた。
「岸辺露伴は動かない」読んだ。
好きな話は望月家のお月見とザ・ラン
宮崎駿ばっかりになってたからたまにはこういう
荒木飛呂彦の世界観も吟味するといいアクセント
になる。
彼のホラーテイストの原点を探るために買った
「荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画術」も早く読み
たい。