手塚治虫『旋風Z』を読んだ
未来のある日、崇高な科学者鷹群博士に嫉妬した邪悪な科学者の蛇沼博士が、科学兵器での決闘を申し込む。蛇沼博士は鷹群博士を裏切り、決闘にロボットを介入させ、鷹群博士と、近くにいた鷹群博士の妻も犠牲になってしまう。しかし息子だけは、博士の発明した"ジェット"に乗って難を逃れる。やがて正義の科学少年Zと名乗るように。Zは怪盗ルパンさながらの振る舞いで悪を断つ。世間を騙す蛇沼博士によって世間では悪者にされてしまうが、それでも正義を崩さない。
手塚治虫の初期作品ということもあって
なり荒唐無稽なんだけど、のちのアトムに繋がる
メカニックが空を舞う疾走感はこの頃すでに手塚
のフォーマットとして存在してたんだなってのが
分かって楽しい
今更怪盗ルパンみたいな清濁併せ呑むキャラクタ
ーを主人公にするとも面白い試みかもしれない