みんなが恋愛を通して失敗しながら学んでいくも
のを僕は映画と音楽に学んでしまった
その結果青さとか無鉄砲さが消えてしまった
僕が青さを発揮するとしたら映画ほど都合のいい
舞台が用意されたときだけだ
しょせん動かなきゃ現実なんてつまらないのに、
面白くなるよう待ち続けてくたびれる自分が憎い
サブカルなんかもそうだ
魂の入った本場のサブカルを知ったとて
藁にもすがる思いで今の若者に需要のある似非サ
ブカルを知らないと意味ない
映画サークルの連中なんかもそうだが
所詮大学生なんだし
そういうふうにカッコつけるのが正解なのか
でも僕はやっぱその見栄をカッコ悪いと思う
せめて似非サブカルに酔ったていで生活しろ
自分に言い聞かせる