今日は日本にとって特別な日。
いろんな日本人の魂を知ってから迎える日本最悪
の日は今までとは違うものを僕に与える。
甲子園も始まった。
1945年の夏から今までずっと、日本人はあの泥だ
らけの競技を愛してきた。
今日は知り合いの劇作家に招待された劇団の旗揚
げ公演にちょっくら行ってきた。
近い年齢でここまで自分の感性を形にできる人間
がいるなんて脱帽である。
感動した。そして、刺激を受けた。
きっといつか日本人を襲う感性の死。
無神教の日本人は感性を信じる能力があった。
八百万の神の居場所は日に日に追いやられてく。
もはや日本人の魂はそこにない。
そんなときに僕は方舟に乗れるだろうか。