アキ・カウリスマキの『枯れ葉』で映画納め。
フィンランドの映画監督といえばこの人。
6年振りの新作をせっかくなので観に行った。
僕が今年ハマったファスビンダーに影響を受けた
ろくでもない人間の捉え方が印象的。
客観的に見ればいびつなんだけど、人間ってまっ
すぐ生きれば生きるほどいびつになっちゃうんだ
よなって思わされるラブストーリーだった。
呑んだくれのホラッパがようやく酒をやめてアン
サに会いに行くと決意した直後あっさり電車に轢
かれちゃうシーンがすごく印象的だった。
ラジオから幾度となく戦争のニュースが流れるシ
ーンは『マリア・ブラウンの結婚』を想起。