2023-07-29

東京もだんだん夏休みの雰囲気。

この時期の東京は風流。

今日は赤坂のTBS前で素人参加型SASUKEレース

がやっていたので立見に行ってきた。

別に参加するつもりはない。

目的は人間観察である。

男の自己顕示欲という本能が最も顕になるのは、

そり立つ壁を見たときだ。

壁を前にしてふだんはせっせこ生きてきた学生や

社会人の目がギラギラしている。

そんな様子なかなか令和の文化では見られない。

物書きに勧めたい。

本来は人間観察しにいったんだけど、

ちょっと心に火がついてしまった。

女性版ファイナリストのパルクーラーの泉ひかり

さんがやってきて、男性が苦戦してるエリアを

飄々と駆け抜けるのを見て、カッコイイと思った

し、これは使えるとも思った。

パルクールは体操のなかでも人の目を惹き付ける

最も映えるダイナミックな競技だ。

ムービー映えするし、古くない。新しい。

その疾走感、開放感。

20世紀の喜劇王の武器がスラップスティックが体

操だとしたら。

光が差し込んできて久々にウズウズした。

気づいたら笹塚でプロテインを買っていた。

SASUKEに出たいとかそういう訳じゃない。

自分自身のヒョロさが嫌になってきた。

筋肉がないことこそが幸せだけど元気がない最も

の原因ではないだろうか。

今の自分はどうだろう。

inputはカンペキ。

このブログを毎日書いてoutputもしている。

ただoutputはactとinactの2種類に分かれる。

映画監督はact。映画評論家はinact。

映画評論家の大半はブルジョワかチキンだ。

彼らみたいにinactして気持ちよくなりたいか?

いや、なりたかない。

じゃあ自分に今足りてないのはactとmuscleだ。

今はactする数年後のためにinputして幸せに生き

ているけど、その幸せって"数年後"ありきのもの

だし、今の自分に出来るactはないだろうか。

ジブリで自然を駆け抜ける少年少女や、アニメや

漫画の主人公に覚えるあの感覚を、19歳の今だか

らできること。

健康に生きるために、そして自分のinputをactの

形でoutputするために、ちょっと挑戦してみたい

気持ちが湧いてきた。

 

笹塚ではよさこいのイベントがやっていた。

華やかな着物姿の女性が踊る様はカッコイイ。

心躍るとはこのことだと思った。

8/26のスーパーよさこいも見に行こうかな。