今日から大学が再開。
映画と読書、たまに音楽というように、この夏は
ずっと静かな時間を過ごして麻痺してたのだが。
甲高い声で友達と話しながらスタバ片手にエスカ
レーターを降りてくる女子だったり、あちこちか
ら聞こえてくる若者言葉に圧倒されつつも、
"ああ、大学ってこんな感じだったなあ"という感
覚がだんだん戻ってくる。
前期は人生を俯瞰で見るようになったきっかけの
業をとることにした。
なんと教授が授業の冒頭に福田村事件を絶賛しな
がら勧めていた。
X(旧Twitter)で福田村事件の"映画としての"矛盾
点"を豪語している僕からすれば、よりにもよって
な感情である。
教授は明治時代の"尊王攘夷"の風潮をいろんな文
献を用いて否定しながら授業を進めていく。
言葉が美しくてさすが作家と言ったところだ。
どうやら上手にレフトを守っているようで、生徒
たちはおそらく気づいていないだろう。
うちの大学でこうやって思想の刷り込みが行われ
るのか。面白い。
先生の思想の偏りなんてシネフィルになる前はお
そらく気づかなかっただろうに、映画って恐ろし
いと思わされる。
た部分を褒めつつ、彼の脱亜論は否定している。
つまり自国民の平等を訴えながら世界規模での平
等には無関心だった福沢諭吉の限界に突っ込んで
いる。
なるほどーとしか思わないけどね。(笑)