第二外国語の先生に怒られる日々がまた始まる。
スマホを使って翻訳しながら授業を受けるのもダ
メらしく、僕みたいに怒られないようにみんなは
早々と教室に来て後ろの方の席をとっていく。
このへんの応用力も社会には必要なのだろうか。
僕はそんなのって可愛くないからいつも時間ギリ
ギリに来てスマホを使って怒られる。
予習してくるべきなんだろうけど、僕はその予習
の時間をもっと自分にとって有意義なことに使い
たいからいつもしない。
ほかの大学生みたいに暇じゃないのだ。
だから予習はしないし、
怒られたら別にそれでいい。
その場で仏文をスマホを使って翻訳さえ出来れば
ちゃんとフランス語を学ぶ姿勢になれるのに。
そんな僕は誰よりも子供だ。