2023-06-21

昨日の試合をTVerで追っかけ再生で見た。

結構ペルーに圧されてたが伊藤のゴールで打開。

そのあとも三笘、伊東と続いてトドメは前田。

あの強度のチームにこんな戦い方できるなんて

ほんとに強くなったな。

伊藤はコスタリカ戦の消極的プレー以上に女性と

のいざこざがすっぱ抜かれたのが嫌いだった。

南野拓実や前田大然もそうだけど、そういうスキ

ャンダルって実はプレーと無関係のように見えて

めちゃくちゃ関係してくる。

これは天罰とかじゃなくて、そういう事をしてし

まった罪悪感が国を背負う上での不穏因子として

極限状態で効いてくるという僕の仮説。

伊藤に関してはだいぶ良くないことをしてるので

僕はこの人をW杯で見たくなかった。

逆に結婚してお子さんがいる選手ほど背負うもの

が大きいので安定してプレーしている傾向がある

とも言える。

それだけに僕は昨日の試合をフルで見て、伊藤が

ゴールを決めた瞬間に泣きそうになった。

伊藤がゴールしたあとに実況解説が執拗に"反省"

というワードを使っていたけど、これは表はコス

タリカ戦のことだけど裏はそういうスキャンダル

のことを示唆してたと思ってる。そうでなきゃポ

ジティブなときにそのワードは出てこない。

今回ゴールを決めた時この人ようやく挽回したな

と思った。

ゴールという結果以上に、決めた形が"ミドルシュ

ート"であったことに大きな意味合いがある。

伊藤の思い切ってあそこから打ったシュートが、

試合局面を打開したように、本人の罪悪感からの

打開になったんじゃないかな。

伊藤の代名詞が"バックパス"から"ミドルシュー

ト"になった。それはまさに彼自身がかつての行い

とそのカルマに蹴りをつけて、これから先は日本

のために戦うことが償いになるということを理解

したとも捉えられる。

高校時代に謹慎処分の前田大然も今はチームのた

めに一番走る人だ。

結局過去の償いは言葉ではできないから、せめて

その罪悪感を、自分自身が変わることで浄化でき

ると僕は思ってる。

かつてはチームの不穏因子だった伊藤がルーキー

ズの安仁屋みたいに見えてきて、ゴールを決めた

あと、頭の中でキセキのイントロが流れた。

ただ物語にはお決まりで、そういう悪事をしてき

た人間は多少の因果報応を受けることになって

る。安仁屋も怪我したしね。

伊藤もあの試合で散々バッシングされたのだか

ら、これから前向きに頑張って欲しいな。