作家の死

「セクシー田中さん」の原作者が死んだ

僕もXの方で

脚本家を叩いたり、原作者を格好だけ擁護したり

するんじゃなくて、まずXをやめてブックオフ

いいから原作を読めばいいのだ

とお気持ち表明していたけど、

まさかここまで大事になるとは思わなかった

ただ、原作者がブログや当該ポストを消したりし

たあたりで嫌な予感はしていた

にしてもこんなことで死んでしまって物語を途中

で終わらせてしまうなんて馬鹿なんじゃないか

だって漫画を12話まで読んだら面白かったから

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昼はバリキャリ夜はベリーダンサーの田中さんは

友達も恋人もできたことないんだけど

すごく真面目に生きてて

毎日を頑張っていて

基本的に不器用なんだけど時にヒロインちゃんの

目にカッコよく映る瞬間があって

その描写は

おそらく女性向け作品ではあるけれども

男の僕でも心に響くようなものを感じる

その他にも登場するキャラみんなどこか不安やト

ラウマを引きずっていてそのせいで選択を間違え

ちゃったりするけどそれ故に愛せるキャラばかり

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面白かったから心底悔しい

もっと戦うべきだったんじゃないだろうか

日本では原作者の言うことは絶対なのだから

原作者が一言、このドラマはクソだ!

って言えば済む話だったんだけど

漫画を読んでるとやっぱり他の人よりもよっぽど

繊細な人だったんだろうなとは思う

漫画なんて繊細な感覚の保持者じゃないと描けな

いと思うし、一方で脚本家のInstagramは図太さ

をそこはかとなく感じてしまうからちょっと胸糞

なんといっても

"原作者の世界観を大切にしない作品は倫理的に

いけない"って風潮になりかねないのが辛い

脚本家も今はちょっと大変な状態ではあると思う

けれども

ペンを使う人間が

インスタグラムを用いて

曲がりなりにも人を一人自殺を追いやっている

作家としていけないことだと思うから

ペンを置いてもらいたい